墨人会

歴史

墨人会創設者

書はいのちの躍動であり
生き方のかたちである

左から 森田子龍、関谷義道、井上有一、中村木子

墨人会は1952年1月5日に結成されました。
創立会員は20世紀を代表する書家、
森田子龍をはじめ井上有一、江口草玄、関谷義道、中村木子の5人。
従来の因習に満ちた書壇と訣別し
京都の龍安寺石庭に集い呱々の声をあげました。
古典の研究を中心に捉え、
西洋抽象絵画、美学、禅哲学などとの交流を経て、
全力的、極力的な追求で現在に至っています。
現代の書は墨人が切り拓いてきたと言っても過言ではないでしょう。
不易流行、各時代には本質を揺るがせないでいて、
時代の求める書があります。
墨人会はその結成以来
一貫して「会員すべて平等」の精神を貫いています。